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[黄金の来訪者]デスマスク タイプ テクニック 必要コスモ 10 初期攻撃力/防御力 1190/810 初期総パラメータ 2000 必殺技 なし 効果 - 【解説】 絶対的な力こそが正義とする蟹座の黄金聖闘士。教皇の悪事を知りながらも仕え続け、教皇へ反逆の意を示す老師を抹殺すべく五老峰に現れる。 [黄金の来訪者]デスマスク+ タイプ テクニック 必要コスモ 10 初期攻撃力/防御力 1290/910 初期総パラメータ 2200 必殺技 なし 効果 - MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 1528/1072 初期総パラメータ 2600 【解説】 絶対的な力こそが正義とする蟹座の黄金聖闘士。座して動かぬ老師に拳を向けるが、療養のため五老峰に戻っていた紫龍がそれを阻む。 「このデスマスクの邪魔をする気か小僧!?」 [黄金の来訪者]デスマスク++ タイプ テクニック 必要コスモ 10 初期攻撃力/防御力 1390/1010 初期総パラメータ 2400 必殺技 なし 効果 - MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 1662/1199 初期総パラメータ 2861 【解説】 絶対的な力こそが正義とする蟹座の黄金聖闘士。老師を守るべく拳を放つ紫龍に、黄金聖闘士のみが体得する光速の動きをもって青銅と黄金の格の違いを見せつける。 [黄金の来訪者]デスマスク+++ タイプ テクニック 必要コスモ 10 初期攻撃力/防御力 1490/1110 初期総パラメータ 2600 必殺技 なし 効果 - MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 1776/1311 初期総パラメータ 3087 【解説】 絶対的な力こそが正義とする蟹座の黄金聖闘士。老師の抹殺という勅命に先んじて紫龍を葬るべく、構えをとる。 「お遊びはこれまでだ…そろそろ楽にしてやろう!!」
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レア度 種別 名前 画像 効果1 効果2 装備中効果 SSR 馬具 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 各突破+10の能力 (例) ☆1 HP1590 移動8 宝具のHP3.0%上昇 (例は作成し終わったら消す) - 効果1 効果2 装備中効果 ☆0 ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5
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男女獣兵 単体 装備重…5 攻撃…16 知力…-32 魔法抵抗…-32 素早さ…8 幸運…-8 命中率…93.6 会心率…30.0 射抜率…0.0 火…-1 水…-1 光…-1 闇…-1 猛毒…-2 封印…-1 射抜…-1 呪殺…-1 主な入手方法 ピラミッド(隠し) 爪に戻る 装備品に戻る アイテムに戻る
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その他 ルーク・スカイウォーカー(スター・ウォーズシリーズ) ブルース・ウェイン / バットマン(ダークナイトトリロジー) クラーク・ケント / スーパーマン(DCエクステンデッド・ユニバース) 戻る 黄金の精神@wiki - 黄金の精神の一覧 (ドラマ)
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「あうぅ…今日はいっそうと暑いきん…」 夏の休日、瀬戸燦はせまり来る猛暑に耐えかね水浴びをしようと風呂場へ向かっていた。 巻は外出中、留奈は仕事でいない。 いつも巻と一緒に入浴していた為、寂しくもあるがたまには一人でのびのびとお風呂に入るのもいいだろう、 そう考えている間に、燦は風呂場へと辿り着く。 しかし燦はある重大なことを見落としていた、あるいは暑さでまともな思考が保てなかったのかも知れない。 先ほど、自分の夫である満潮永澄が「シャワーを浴びてくる」と言った事を完全に失念していたのである。 燦は脱衣所に入ると、一刻も早くこの暑さから解放されたい一心で服をてきぱきと脱いでいく。 美しい裸体をさらけ出した燦は楽しみを抑えきれない表情で風呂のドアを開ける。 そこには生まれたままの姿で水浴びをする旦那の姿が在ったのだった。 「な、なな…永澄さん……」 目の前の光景に、燦は顔をゆでだこの様に真っ赤にして口をパクパクさせる。 いつもの様にハウリングボイスを放てなかったのは見惚れてしまったからだ、 逞しく成長を遂げていく自分の最愛の夫の裸体に。 (永澄さんの身体…あんなに逞しく…) 浴室にザーッとシャワーの音が響く。 頭から水を浴びているせいか永澄は目を閉じまだこちらに気付いていない。 今なら間に合う、くるっと回れ右をしてこの場を後にすればいい。 そう思うものの、燦は永澄から目を離すことが出来なかった。 高鳴る鼓動を抑えて燦はじっくりと永澄の筋肉の付いた腕や脚に視線を這わせる。 燦は日に日に漢らしさを増していく永澄の身体に完全に魅了されてしまっていた。 燦の体が熱くなる。永澄のあの腕に抱かれたい、自分を強く抱きしめて欲しい。 そしてそのまま二人は唇を重ねて……。 「…って、何考えとるんじゃ私は~!?」 心に中に湧き出て来る欲求を燦は頭を左右に振って払いのける。 こんな淫らな発想をしてしまうなんて今日の自分はどうかしている、 自分の秘所が熱を帯びてくるのもきっとこの暑さのせいだろう、 燦はひたすらそうだそうだと自分に言い聞かせた。 「あの…さ、燦ちゃん…??」 突然、声をかけられ燦はハッと我に返る そ~っと顔を向ければいつの間にか水浴びを終え、狼狽する永澄の姿が在った。 永澄も目を開ければいきなり目の前に裸の燦がいるとはまず思わないだろう。 だからこそ彼は混乱し、燦へと身体を向ける際に自分の股間を隠すことを忘れてしまっていた。 そうなると当然、燦の視線が永澄の股間へと注がれる。 (あ、永澄さんの…大きい……) しばらく気まずい沈黙が流れ、燦が咄嗟にきりだした。 「ご、ごめんなさい永澄さん!お風呂にいるって知らんかって…! す…少ししか見とらんからっ!」 両腕をせわしなく振り早口にまくしたてて、燦は踵を返し風呂場を去ろうとする、 がさっきまで永澄が水浴びをしていたために床は水浸しになってしまっていた。 そして燦は見事なまでにつるんと足を滑らせる。 「きゃあ!」 「!!燦ちゃん!」 燦が体制を崩し悲鳴を上げるのと同時に永澄は人間離れしたスピードで燦へと近づき庇うように自分の懐へと抱き寄せる。 やや間があってドスンと重い衝撃音が風呂場へとこだました。 「燦ちゃん、大丈夫だった!?」 「うん、ありがとう永澄さん」 開口一番、大げさなまでに自分を心配する永澄の様子に燦は嬉しげに返事をする。 永澄に抱かれて温もりに浸る燦だったが自分の足にある違和感を感じた。 「あっ、やっ…足が…!」 二人して横倒しになったため、燦の足が床のまだ水が残っている部分に接触していたのである。違和感の正体を理解した瞬間、燦の下半身は光を放ち、人魚のソレへと変化した。 「あはは…元にもどちゃったね、今タオル取って来るから」 「…永澄さん、待って…」 そう言って優しく笑いかけて緊張をほぐそうとしてくれる永澄に、燦はもう自分を抑え切れなかった。 貴族の魔の手から助けだされ、永澄と抱きしめ合い、 互いの気持ちを確かめ合ったあの日から、燦の中にじわじわと積もっていた感情が溢れ出す。 また永澄の裸体を目の前にした事が更にその気持ちに拍車をかけていた。 タオルを取りに行こうと身体を起こし燦から離れようとする永澄、 だが、燦は鱗に覆われたピンク色の下半身を永澄の足へと絡ませてそれを許さない。 まるで永澄は自分のものだと主張するかのように…。 永澄が戸惑った声を出すと燦はさらに身体を密着させて来る。 燦の柔らかい乳房が、永澄の胸板へと押し付けられてムニュリと歪み乳首が固くなっていく。 永澄の温もりをもっと感じたい。 最早、燦の思考は完全に永澄への想いで支配されていた。 「永澄さん…」 「…燦ちゃん」 甘い声で囁き、切ない表情で燦は永澄を見つめる。永澄はそんな燦の姿に心をうたれて燦をさらに強く抱きしめた。 燦もそれに応え、密着させた身体を永澄へと擦りつけていき、どちらからともなく顔を近づけて口付けを交わす。 燦の口に永澄の舌が入れられ、彼女の口内をねっとりとしゃぶりつくす。 永澄の攻めが止まると今度は燦がお返しとばかりに永澄の口内をじゅるじゅると貪った。 (永澄さんの口の中…すごい甘くて、美味しい!) しばらくして燦と永澄は名残惜しげに唇を離す。 二人の口の間から艶やかな糸が垂れてキラリと輝いた。 「あぁ…永澄さん…」 「はぁはぁ…燦…ちゃん」 あまりの気持ちよさにある種の感動すら覚えた燦はうっとりと永澄を見つめる、 燦の潤んだ瞳に吸い込まれそうになり思わず永澄は顔を伏せてしまう。 「だめ、永澄さんもっと…私を見て…」 燦は永澄の顔に両手を添えて、自分の方へと向き直させる。 永澄の視線が再び自分の全身に注がれるのを感じて燦は悦びに打ち震えた。 永澄から送られる、情欲に染まった視線がこんなに気持ちいいなんて…! 永澄に見つめられただけではぁはぁと息を切らし、軽くイってしまいそうになる。 そんな状態ながらも、燦はさらに乳房を揺らしたり、腰をくねらせる等してその美しい身体を永澄に見せ付けていった。 「燦ちゃん、とても綺麗だよ…」 「はぁ、はぁ…んっ…永澄さん、嬉しい…!」 永澄に褒められて、燦は心の底から喜ぶ。その時、燦は鱗の部分に何か固いものが当たるのを感じた。見れば永澄のアレがさっき見たときよりも膨脹していてその存在感をアピールしていた。 「こ、これはその…さ、燦ちゃんが可愛かったからつい…!」 「永澄さんったら、恥ずかしいわぁ…」 永澄の言い訳に燦は言葉通り、若干恥ずかしそうにしながらもまんざらでもない様子で微笑み、何か良い事を思いついたような表情で自分の下半身を永澄の男根へと擦りつけた。 「永澄さんに、特別ご奉仕じゃきん」 燦は上へ下へぴちぴちと、下半身を動かす。鱗のしゃりしゃりとした感覚が勃起した男根を擦り刺激を与え永澄を快感へと誘う。 先端からは汁が溢れ、燦の鱗をぬめらせて行く。しっとりと濡れた鱗はさらにすべりを滑らかなものにし、上下するスピードが上がっていく。 「いいよ、燦ちゃん、凄く気持ちいいよ!」 「あぁん、永澄さん、もっとぉ…私で気持ちようなってぇ!」 自分の奉仕で永澄が喜んでくれている、燦にはそのことがたまらなく嬉しかった。 愛する夫に行う奉仕の想像以上の幸せに、燦の胸が高鳴り身体をぶるっと震わせる。 あられもなく快感によがり息を荒げる永澄、燦は永澄のそんな姿でさえ愛おしく思えてしまう。また鱗の奥に存在する自分の秘所が永澄を求めて止まないことを燦は確かに感じ取っていた。 「うっ、燦ちゃん、出るよ…!」 「あは、永澄さんのが、こんなにいっぱい…」 限界をこえて、とうとう永澄は果てた。勃起したモノの先端からは白く粘りを帯びた液体が勢い良く飛び出し燦の鱗を白く染める。 燦は自分の鱗へと大量にかけられた永澄の精液をみて嬉しそうに微笑み、手でソレをすくい取り自分の口へと運ぶ。 「永澄さんの精液、おいしい…」 燦は口の中にじっくりと染み込ませるようにして、永澄の精液を味わう。 自分の精液を艶やかに食す燦の色香に永澄の、一度射精したことにより縮んでいたモノが再度、勃起し始めた。 「永澄さんの、また大きくなっとる」 目を永澄の股間に向けて、燦はまじまじと元気なソレを見つめる。 永澄の全てが欲しい、永澄に自分の全てを捧げたい。 燦の溶け始めた理性は牝の本能へと変貌して行き、永澄を求める声が頭の中に響き渡る。 「永澄さぁん、私のここが…永澄さんを、欲しがっとるんよ…」 燦は身体に力を入れて、へその少し下にある鱗へと手を伸ばし左右に広げる。 すっと鱗が割れ始め、燦の桜色の秘所が露になった。 永澄は喉を鳴らし、燦の秘所を見つめる。大きく開かれた割れ目からは少し中身が見えていて、ひくひくと蠢いているのがわかった。 永澄は今すぐにでも飛び掛りたい衝動を抑えながら、燦は優しく抱き寄せる。 燦の長く透き通った髪がふわりと永澄の身体をくすぐり、甘い香りが鼻へと入ってきた。 「…燦ちゃん、本当にいいの…?」 息を荒げ、しかしあくまでも冷静を保つように精神を集中させた永澄の問いに燦は頬を染めて小さく頷く。 「…私は永澄さんのお嫁さんじゃきん、旦那に自分の全てを捧げられんで何が妻か……任侠と書いて人魚と読むきん!」 「燦ちゃん…」 少し調子を取り戻したのかいつもの様に啖呵をきる燦に、永澄も緊張がほぐれた様子で微笑む。 「私の心も身体も全部、永澄さんにあげたいんよ……貰ってくれる…?」 「ああ、もちろんだよ!燦ちゃん」 「…嬉しい、私…幸せじゃぁ…永澄さん」 凛々しい表情から一変、今までに見た事の無い媚びに満ちた顔で燦は永澄に問いかける。 永澄は燦の不安を消し去るように力強く頷き答えた。 永澄は鱗に浮かび上がった割れ目にそっと手を近づけていく。 優しくゆっくりと中に指を進入させると燦が、ああんと気持ち良さそうに妖艶な声を漏らした。 燦の膣内は暖かく、生々しい感触が永澄の指に伝わる。 「燦ちゃんのここ、もうこんなに濡れて、ほぐれてるよ…」 「な、永澄さん…の…エッチ…」 永澄の台詞に今更ながらに恥ずかしくなりならも喜びを感じる燦、今の彼女には永澄に言われること、為されること全てが快感になっていた。 永澄は腰を浮かせると、燦の秘所に自分の男根をあてがう。ガチガチに固まった永澄のモノを見て燦はごくりと喉を鳴らした。 「燦ちゃん、いれるよ…」 「はい、永澄さん…」 永澄が挿入の宣言をし、燦が期待に満ちた声で答えた。 そして永澄は少しづつ、燦の中に自分の分身を沈み込ませていく。 「あぁぁああああああああっ!!」 卑猥な音を立てて永澄の熱を帯びたモノが膣内に入ってきた瞬間、燦は体中に駆け巡る痺れるような快感にたまらず声を上げた。 「はぁ…くぅ…燦ちゃん、大丈夫…?」 「だ…だい…じょう…ぶじゃきん…永…澄さ…ん 私の中、あうっ…気持ちええ……?」 「うん、燦ちゃんの中、熱くて気持ちいいよ…」 人間にとって人魚である自分の中は気持ちいいのだろうか?と不安を抱えた燦は永澄の尋ねる。 そんな燦の不安は、快楽に耐えながら返事をかえす永澄の姿で消し飛んだ。 永澄が自分の身体でこんなにも気持ちよくなってくれている…! 永澄の人魚としての自分を受け入れてくれている…! 感激のあまり燦は目に涙を浮かべ、永澄に抱きついたのだった。 「じゃぁ、動くよ…燦ちゃん」 「来て…永澄さん……」 意を決した様に永澄が腰を動かし、燦の身体が衝撃で揺さぶられる。 浴室にパンパンと激しく打ち付ける音が響きわたった。 「あぁん!やぁ、あひぃぃぃ!!いい…!き、気持いいひぃぃぃ! 永、澄しゃあ…ん!もっとぉ、もっとぐちゃぐちゃに掻き混ぜてぇ!」 膣内で永澄のモノが暴れるたび燦は、本能のままに叫ぶ。ただひたすら快楽を求めて永澄へと懇願するさまはまるで獣のようだ。 普段の燦からは想像できない痴態に永澄は、昂ぶりピストン運動を激しいものにしていく。 また燦の柔らかな乳房にも手を伸ばし、こねくりまわして時々乳首もつねっていく。 永澄に弄られ秒刻みで増幅する快感に、燦は長い髪を乱れさせて、淫らに喘ぐ。 永澄のモノが更に深く燦の中に沈みこみ、子宮を突きはじめた 「ひゃあん!!こんなの…気持ちよすぎじゃぁ!、わたひ、 へんになっちゃうぅ!あひぃぃぃ!!」 永澄が奥を突くたびに、最初とは比べ物にならないほどの何倍もの快感が押し寄せて来て燦の脳を麻痺させる。 自分でも気付かぬうちに、燦は鱗に覆われた自分の下半身を振り今以上に快楽を貪ろうとしていた。 「あぁん、永澄さぁん!、好きっ、好きぃ!大好きぃぃ!!」 「オレも燦ちゃんの事、大好きだよ…!」 「あぁ!嬉しいぃ、私は、永澄さんだけの…物じゃぁ…!愛してる…きん…!」 完全に理性を失った状態で燦は永澄へと、自分の想いを告げる。 燦は普段、任侠を重んじる性格からかあまりそう言った甘い言葉をはくことはない。 その反動ゆえか、理性を無くした燦は心の中にある永澄への想いを狂ったように告白し続けた。 永澄もまた燦への気持ちを真っ直ぐに伝え、それがさらに燦の心に熱をともす。 「くぅ!燦ちゃんの中がまた締め付けてきて…!」 「あっ、ああ!、永…澄さ…んのがぁ!すごぃ…気持ちいいぃんよ!!」 「燦ちゃん、オレ、もう…出すよ…!!」 「永ひゅみさぁぁん!私、イク、イクゥ!イッちゃうぅぅぅぅ!!」 互いの気持ちを赤裸々に伝え合いながら、昂ぶりあい二人は遂に絶頂を迎える。 そうして、燦の心と身体は完全に永澄へと捧げられた。 永澄の熱い精液が燦の膣内を満たし、収まりきらなかった分がこぽこぽと結合した部分から伝い落ちる。 「燦ちゃん、今日はありがとう」 「ううん、お礼を言うのはこっちじゃきん、ありがとうな永澄さん」 行為を終えて、繋がったままの状態で抱擁を交わす燦と永澄。 燦はとてもすっきりとした笑顔で永澄へと顔を向ける。 永澄もまた笑顔を燦に向けて二人はもう一度深いキスをした。 舌を絡ませあい、唾液を交換してから唇を離す。 「永澄さん、また私とこんな風に、エッチして…」 唇に一指し指と中指を当てながら、見るもの全てを魅了してしまいそうなほど艶やかに微笑む燦。 そんな燦の姿が永澄の目には真夏の太陽に負けないくらい輝いて見えたのだった。 おわり 蛇足的後日談~その後の二人~ 「永澄さん、準備できたきん、入るよ?」 「うん、いいよ燦ちゃん」 ガラガラとドアを開けて、燦が風呂場へと入ってくる。 先に裸で待機していた永澄が顔を向けると、そこにはスクール水着にネコ耳を着けた燦の姿があった。 お尻の部分からぴょこりとぶら下っている尻尾は水着の色とは正反対の白色で良く目立っている。 燦が何故こんな格好をしているかというと、永澄のリクエストだからだ。 あの日永澄に全てを捧げて以来、妻は旦那に尽くすものと言う燦の中にあったイメージは 極限まで肥大化して行き、今や燦は永澄の為なら少し無茶な要求でも言うことを聞くようになっていた。 燦にとって永澄が何か自分に求めてくれることがたまらなく心地良いのだ。 「燦ちゃん、よく似合ってるよ」 「永澄さんに褒めて貰えて…嬉しい…」 称えられながら抱きしめられ、全身を巡る気持ちよさに燦の身体からふにゃりと力が抜けて永澄へとしなだれかかる。 もう恥ずかしさは無かった、あるのはただ永澄に褒めれて体中に広がる甘美な快感と幸せだけ。 心身ともに永澄の完全な虜となった燦は心からそう実感する。 「燦ちゃん、こっちにお尻、向けてみて」 「はい、永澄さん」 永澄の指示に、燦は嬉しそうに微笑み身を離す。 そして躊躇すること無く、きゅっと引き締まり綺麗に整った形のお尻を永澄の方へと向けた。 「燦ちゃんのお尻、相変わらず、すべすべしてて、綺麗だ…」 「ひやぁん、永澄さん、そんな事されたらぁ…イッってしまうきん」 ちゅっとお尻にキスをされて、燦は気持ちよさげに身をよじる。 さらに永澄はスクール水着が少し食い込んでいる燦の大事な部分に舌を這わせた。 先ほどから、永澄にべた褒めされてただでさえ気持ちがいいのに 更にこんなことまでされてしまっては、燦が早速発情してしまうのも無理はなかった。 「あぁん!、永澄さぁん、そこ、気持ちいいん!」 ネコ耳と尻尾を可愛らしく揺らしながら、燦は嬌声をあげる。 水着越しとは言え、それなりに強い力で刺激を受ければ感じてしまうのは当然だろう。 永澄の舌がスジに沿うようにして動き、燦に刺激を与えてゆく。 燦の秘所から次第に流れ出す愛液が水着に小さな染みをつくる。 んっと燦が声を発して身体をぶるっと震わせたかと思うと、秘所から大量の愛液が吹き出し永澄の顔を濡らす。 俗に言う潮吹きというものだろう、燦はだらしなく涎を垂らしながら永澄に視線を送りおねだりをする。 「燦ちゃん、可愛いよ」 「永澄さぁん…もっと私を好きにしてぇ…」 永澄は後ろから燦の身体を覆うような形で抱きついて胸を揉み始めた。 両手を使い強弱をつけて、燦の乳房を持ち上げたり、握り締めたりし、満遍なく刺激が行く様に弄る。 すると燦の乳首が固くなり、スクール水着の胸の部分の先端がはっきりと分かる位に膨らんだ。 すかさず永澄は指で乳首を擦ったり、つまんだりと刺激を与える。 燦は切なく甘い吐息を漏らして、永澄にその身を委ねた。 「燦ちゃん、どう?気持ちいい?」 「ひゃうぅ!永澄さん、そこぉ…乳首ええの!もっと弄ってぇ…!」 燦は溶けてしまいそうな快感によがり、喘ぐ。 燦の言葉に永澄は手に力を込め一気に揉みこむ、燦の胸が勢い良くひしゃげて、燦の快楽神経が一気に刺激された。 「ひああぁぁぁぁああああ!!」 そうして燦は二度目の絶頂へと達した。ぐったりとする燦に永澄は優しく身体をこちら側に向けさせて、抱きなおす。 燦は頬をそめて満面の笑顔で永澄の胸板に頬ずりをした。 心なしか尻尾も嬉しそうに揺れているようだ。 「永澄さん、私もう、駄目ぇ…抱いて…」 「うん、燦ちゃん、オレも燦ちゃんの中、に入れたい…」 「永澄さん…好きじゃ…」 二人はお互いに相手が欲しくなって堪らなくなり、目を合わせて微笑みあう。 燦の股間に手を伸ばし、秘所を覆っている水着の部分を横にずらす。 燦もまた永澄の勃起したモノに手をやり愛おしそうに撫でた。 「燦ちゃん、いくよ…!」 「うん、永澄さんの…私にちょうだい…」 そして永澄は一気に、自分のモノを燦の膣内へと挿入した。 度重なる行為のお陰で、スムーズに奥底へと沈んでいく。 「燦ちゃん、燦ちゃんの中…とても気持ちいいよ!」 「わたひもぉ!永澄さんの…大きくてぇ!気持ちいぃぃん、あっ、あぁん、! もっと、もっと突いてぇ…!」 激しい突きに、燦は艶やかな声を上げてさらに永澄を求める。 「あぁぁん、永澄さぁん!、私の…大好きな旦那さまぁぁぁぁあ!」 本能のままに、感じるままに叫ぶ燦。 自分の全てはこの人の物だ、燦は永澄に抱かれながらその決意を新たにする。 そうして永澄から与えられる快楽や幸せに、燦はまた一段と深く溺れていくのだった。 今度こそおわり
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登録日:2011/07/06(水) 01 00 58 更新日:2024/01/10 Wed 10 02 04NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 アルニカ オリジナルキャラクター カーミラの代役 ネタバレ項目 ヒロイン ボクらの太陽 ヴァンパイア 人外 太陽少年ジャンゴ 悪堕ち 槍使い 漫画オリジナルキャラクター 翼 金髪 コロコロコミックに連載されていた漫画版ボクらの太陽『太陽少年ジャンゴ』のヒロイン。 ちなみに漫画オリジナル。原作におけるリタとカーミラを足して二で割ったような立ち位置であり、逆に前述の2人やザジなどの原作のヒロインはこの漫画版に登場しない。 なお「アルニカ」とは和名ウサギギクのこと、別名金車。花言葉は「愛嬌」。 ジャンゴと同年代(10代半ば)の少女。イモータルのヴァンパイアロード伯爵の支配領にある街で保安官である父と暮らしていた。 性格は明るく常識人でツッコミ役。また後半からは槍を振るってジャンゴと共に戦う。 ある日、兄を探して旅するジャンゴが立ち寄った際、ヴァンパイアの襲撃から助けられ、同時に彼女が持っていたおてんこ様も目覚める。 その後伯爵の城に二人を案内するもジャンゴを庇い伯爵に噛まれ、数時間かけてヴァンパイア化。頭から巨大な翼の生えた姿になる。 しかし人間としての自我を残しており、太陽の血で強化・飛行能力を得た伯爵に苦戦するジャンゴを運ぶ役目を果たした。 伯爵撃破後、「見所がある」とイモータルを纏める存在・ルナに攫われ行方不明に。 街に戻ったジャンゴは保安官のおっちゃんからアルニカの秘密を聞く。 彼女はおっちゃんの実娘ではなく、数年前鉢植え姿のおてんこを抱えて行き倒れていたヴァンパイアであった。 ルナの居城に向かうためガルム、ムスペルとイモータル四人衆を撃破するジャンゴ達の前に、完全にヴァンパイア化した姿で登場。 ジャンゴ側に寝返ろうとするムスペル(本体)を爪で八つ裂きにし、四人目のイモータルとしてジャンゴの前に立ちはだかる。口調もかなり荒くなっている。 原作では重要な役所だったカーミラ涙目。 戦闘の途中で蛇人間のようなさらに怪物然とした姿になり、髪以外全く原型をとどめない怪獣に成り果てる。 ジャンゴを心の隙をついて首筋にガブリと噛み付き殺害したが、それによって暗黒の力に飲み込まれたダークジャンゴにフルボッコにされ敗北。 イモータル消滅により闇が晴れ、ジャンゴと共に元の姿に戻った。 それからしばらく昏睡状態だったが、ジャンゴがダーインの城から帰還してから復活。 槍を武器にヴァンパイアを追い払い、消沈するジャンゴに喝をいれ立ち直らせた。 復活後はダーインの城、ニーズホッグランド、サン・ミゲルまで地球編全てでジャンゴの味方として活躍。 ボス戦ではあまり戦績は振るわなかったが、翼を使ってのファインプレーなども見せた。 ちなみに、復活してからもヴァンパイア化していた頃に浮き出ていた顔の模様が薄く跡として残っている。 ところで普段は太陽の光を浴びてもピンピンしている。 出自も含めその辺りの理由は不明で、作中でも明かされない。 追記・修正よろしくお願い致します。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- さて、一番天辺で書いたが、アルニカはコロコロ漫画のヒロインである。 が、 この娘、大きなお友達が大喜びな属性てんこ盛りだったりする。 ざっと羅列すると、 人外 悪堕ち 怪物化 リョナ 戦うヒロイン 拘束プレイ(ドゥネイル戦) あれ? コロコロ? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ボクタイDSの二作目に登場して、原作のシーンを再現して欲しかった -- 名無しさん (2013-10-06 00 40 23) 俺の性癖が歪んだ元凶。後悔は微塵も存在しないがな -- 名無しさん (2014-08-02 21 40 47) 俺もこの娘で性癖狂ったわ……。アンデッドに変わって翼生えてるところ何度も見返してた -- 名無しさん (2014-08-17 23 07 05) なんか無償に悲しかった気がする、アンデッドになってしまったことが -- 名なし (2014-09-13 23 08 40) オリジナルキャラだけど原作ファンからの評価がいいってのは珍しいなあ -- 名無しさん (2015-01-20 00 51 10) トランザ「ベロニカ!!」 -- 名無しさん (2015-01-20 01 51 56) ムスペルを真っ二つに!! -- 名無しさん (2015-04-25 12 34 57) バンダナがほんとかわいい -- 名無しさん (2016-01-18 20 24 20) 何が凄いって、メインヒロインにここまで要素付けたのに人気あるってヤバい -- 名無しさん (2016-02-27 02 53 11) ゲームに逆輸入して登場すると思ったらそんな事はなかったぜ! -- 名無しさん (2016-05-07 10 55 51) ゲームやった事なかったから知らなかったけど漫画オリジナルだったのこの娘!? -- 名無しさん (2019-08-10 22 09 27) 初めて買ったコロコロで闇落ちあたりの話だったから怖すぎてページ飛ばして読んでた -- 名無しさん (2021-07-06 02 45 13) そもそも当時のコロコロ漫画で、全編通してメインキャラを張る明確なヒロインが居る事自体珍しかった気がする -- 名無しさん (2022-01-12 01 04 12) 作者のXにおいての発言でサバタに助けられたのとイメージとはいえ人間とイモータルのハーフということが判明 -- 名無しさん (2024-01-09 04 26 37) 名前 コメント
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黄金の精神 ◆VvWRRU0SzU 「こちらはJアーク、キラ・ヤマト。もしこの声が聞こえていたら、応答願います。こちらはキラ・ヤマト、戦う気はありません」 補給を済ませ、休息を取っていたアイビスの耳に届いたのは少年の声だった。 食べかけのパンを放り出し、慌てて物陰に伏せさせていたネリー・ブレンのもとへ戻る。 発信源を探すまでもなかった。声の主は巨大な戦艦で、なんら警戒もせずに街の中央に陣取っている。 あの位置からならクルツの機体が引き起こした爆発の痕跡を見てとれるだろう。 声の主はここで大規模な戦闘があったと推測し、生存者がいないか呼びかけているのだ。 呼びかけに応じるかどうか、逡巡する。 見たところあの機体、いや戦艦は100mはあろうかという威容で、大してこちらのネリー・ブレンはせいぜい10mといったところ。 機動性はさすがに勝っているだろうが、そこかしこに見える砲門やミサイル発射管は凄まじい火力を容易に連想させる。 こちらは一度でも直撃を食らえばそこで終りだが、あの巨艦はたとえ全力でチャクラ光を放ってもそう簡単に落ちはしないだろう。 戦力差から接触すべきではないか、という結論に落ち着きかけたところで、再び声が響く。 「もし誰かいるのなら、聞いて下さい。僕は主催者に反抗する仲間を求めています。 たしかに脱出するより勝ち残る方が生きて帰れる確率は高いのかもしれません。でも、それではダメなんです。 たとえ優勝できたとしても、その人が無事に解放される確証なんてないし、もしかしたら用済みだって殺されるかもしれない」 声にはどんどん熱がこもってきた。誰かに聞かせているというよりは、自分の中の想いを言葉にして確かめているという印象だ。 「僕には戦うことを……生きることを否定することはできません。大事な人が殺されたのなら、殺した誰かを憎む、ことは……当然のことです。 でも、この世界ではそれが全てではないはずです。襲われたから、撃ってきたから撃ち返した、そんな人もいるでしょう」 アイビスの脳裏に今はもういない人の顔がよぎっていく。 自分を守って死んだジョシュア、シャア、クルツ、ラキ。そして彼らを殺したギンガナムに抱いた目も眩むほどの殺意。 「僕も、友達を……大事な人を、失いました。一度はその人たちを生き返らせたいと思ったこともあります。 でもきっと、彼らはそれを望まない。誰かの命を対価に生き返ることを、そのために僕が誰かを殺すことを、絶対に許しはしないでしょう」 彼らはどうだろうか? もしアイビスが戦い、勝ち残ることで生き返ることができるのなら、望むのだろうか? ……考えかけて、しかしそう考えること自体が、命を賭けて自分を守ってくれた彼らに対する侮辱になると、思った。 「だから僕はこの戦いの原因を討ちます。無謀なことだけど、それがきっと、みんなの……もういない人たちへの、弔いになると思うから」 まず生きることを考えていたアイビスに、その声は道を示してくれたような気がした。 勝ち残るよりも、主催者を倒して、生きて帰る。それこそが彼らに報いるただ一つの――― ふとモニターを見れば、戦艦が回頭していく。応答はないと判断し、ここを離れるようだ。 「もしこの声を聞いていて、でも信用できないと思う人がいるなら。僕は次の放送の時にE-3地点にいます。 そこに多くの人を集めて、話し合うつもりです。少しでも戦いたくないと……優勝以外の道があると思うのなら、来て下さい。 僕は、僕のできる限りの力で、戦いたくないという人を守ります。だから、」 「待って!」 気がついたら叫んでいた。まだ喋っている途中だった戦艦の主は、突然響いた自分以外の声に驚いたか言葉を切った。 ネリー・ブレンを浮上させる。ほどなく、戦艦もこちらに気づいて転回した。 「あなたは……?」 「この機体はネリー・ブレン……私はアイビス。アイビス・ダグラス。戦うつもりはないよ」 砲門が向いていても、きっとあの声は撃たない。アイビスはそう確信していた。 いかに機体に自信があろうと、戦いに積極的ならああも無防備に隙を晒すことはないはずだ。 「あたしは……あたしも、ここから生きて帰りたい。勝ち残る以外の方法で。でも、一人じゃどうすればいいか、わからなくて、ええと、なんていうか……」 威勢良く声を上げてしまったが、まだ何を言えばいいか頭の中で纏まっておらずしどろもどろになった。何か言わねば、と焦って口にしたのは。 「つまりその、そう、あたしもあの化け物を倒すのを手伝いたい! ……ってことなんだけど……」 端的だが、言ってしまえばこれがまさに自分のすべきことだという気がしてきた。 どのみちそろそろ動かねばならないと思っていたし、少なくとも好戦的ではないであろう少年は情報交換などの接触の相手としては申し分ない。 「……」 「……あの、何か言ってほしいんだけど」 「あ、すみません! ええと、僕と一緒に戦ってくれるんですか?」 「うん、さっきの演説聞いちゃったしね。よろしく……キラ」 「あ……よろしく、お願いします。アイビスさん」 「呼び捨てでいいよ。そんなに歳離れてなさそうだし」 こうして、共に大事な人を失いながらも歩みを止めない少年と少女は出会った。 □ やってみて良かった、キラは心底そう思った。あれだけの爆発の痕跡からして、正直なところ生存者はいないと思っていた。 キラとしてはこの後接触するであろうナデシコとの対話に向けての予行演習のような気分で喋っていた。 そこにまさか応答が、それも自分の目的に賛同する者が現れるとは。 ロジャーと別れた後(いつの間にかいなくなっていたソシエは、まあロジャーと一緒なら大丈夫だろうと考えることをやめた)、補給の必要のないJアークでは補給ポイントに寄る意味もなく、ならば市街地で人を集めようとこのD-3地点に赴いた。 薙ぎ倒されたビル、穿たれたクレーターなどそこはなにか凄まじい戦闘があったと感じさせる様相を呈していて、しかし見えるところに健在な機体は認められなかった。 トモロにはあまり意味がないと諭されたが、それでもキラは呼びかけずにはいられなかった。 故郷ヘリオポリスが壊滅した時のように、取り残された誰かがいるかもしれないと思ったから。 アイビスという少女と接触後、ネリー・ブレンという機体を甲板に係留し、ブリッジにアイビスを通した。 まずお互いに改めて自己紹介をし、情報を交換していく。 『トモロ0117だ。よろしく頼む』 「わっ!? 何、誰?」 「トモロはこのJアークの制御AIなんだ。僕の仲間だよ」 といった一幕もあり、支給された食糧で慎ましくも穏やかな時間が流れた後。 『キラ、この空域に接近する機体がある。これはF91だ』 「F91……ジョナサンさんが! 無事だったんだ」 もはや懐かしい気分すらする、キラの最初の仲間。 偵察に出ると言ったきり戻ってこなかったが、こちらがダイの討伐に動いたことも合流できなかった原因の一つでもある。とりあえずは謝ろう、と思い、通信を行う。 「こちらはJアーク、キラ・ヤマト。F91、応答して下さい」 「……こちらはガンダムF91、アムロ・レイ。キラ・ヤマト、その白い戦艦がJアークか?」 場所を示す意味も込めて呼びかけるが、帰ってきた声はキラの知らない、だがアイビスの知る声だった。 「……え?」 「アムロ……!? アムロ! あたし、アイビス! 無事だったんだ!」 「アイビス、君も無事だったか。君がその戦艦と一緒にいるということは、信用できる仲間ということか」 アイビスはいきなり呆けたような顔になったキラを押しのけ、通信管に向けて叫んだ。 やがて現れたF91はJアークの前で停止した。その姿はキラがジョナサンと別れた時と違い、激しい戦闘を潜り抜けたことを示すように傷つき、薄汚れていた。 「Jアーク、着艦許可を求む。俺は戦う気はないし、そこにいるアイビスの仲間だ」 「キラ、アムロは信用できるよ。それにすごく強いんだって。これできっとなんとかなるよ!」 「……アムロ、さん。すみませんが僕はまだ、あなたを信用できません」 喜ぶアイビスにキラの返した声はしかし張りつめたものだった。 「ど、どうしたの? アムロは敵じゃないって」 「ごめん、アイビスは少し黙ってて。……トモロ、ジェネレーティングアーマー、いつでも動かせるようにしておいて」 『了解だ、キラ』 俄かに緊張しだしたブリッジで、アイビスはキラを制止しようと操縦席に座る彼の横に立った。 だが強い緊張に強張る横顔を見て口を開けない。まるで敵と戦っているような顔だった。 「……確かに俺と君は面識がない。だが、アイビスから聞いてくれればわかる。俺は戦いに乗っては」 「じゃあその機体はなんですか。それは元は僕に支給されたもので、今は別行動している仲間が乗っていった機体です。 それに、別れたときはそんなに傷ついていなかった。疑う理由としては十分じゃないですか」 アムロに最後まで言わせず、キラは畳みかけた。ジョナサンはたしかに全面的に信用するにはどこか抵抗のある男だったが、だからといって殺して機体を奪ったのなら信用などできるはずもない。 アイビスの様子を見やれば、衝撃を受けたような顔だった。 仲間が人殺しかもしれないと言っているのだから当たり前かな、とキラは胸に痛むものを感じ、しかし追及の手は緩めない。 「あなたがアイビスと別れたとき、乗っていたのは戦闘機だったと聞いています。僕の仲間を殺して奪った、その可能性がないと言い切れるんですか?」 「で、でもアムロはそんなこと……!」 「……アイビス、俺が話す。君は口を挟まないでくれ。 さてキラ、その証明はできない。だが俺からも一つ聞こう。 もし俺が君の言うとおり君の仲間を殺してこの機体を奪ったとして、君はどうするつもりだ? 俺を仇として討つのか?」 返ってきたのは釈明や謝罪ではなく問いかけだった。 数時間前のロジャーとの対峙を思い出す。 あのとき自分は話し合うために人を集めてほしいと言ったが、仇かもしれない相手が眼前にいるこの状況、返す言葉は。 「いいえ。僕はどんな状況であなたがそのF91に乗ったのか知らない。 もしかしたら僕の仲間があなたに襲いかかって返り討ちにされたのかもしれないし、乗り捨てられていたF91をあなたが見つけた、あるいは本当に殺して奪ったのかもしれない。 だから、まずあなたの話を聞いて判断します。その上で、あなたが戦うと、争いの環を広げると言うのなら……」 「……どうする?」 「討ちます。戦いたくはありませんが、少なくとも僕の見ている前では、勝手な理由で誰かの命を奪うことは絶対に許しません」 思えばそう、平和を歌うラクスも戦うことのすべてを否定することはなかった。 想いだけでは成せないことがある。力がなければ、戦わなければ守れないものがある。 だからこそアスランはザフトに入って戦う力を得たのだろうし、自分も望んでストライクに乗ったのだから。 戦うことを躊躇わないのなら、あと必要な物は戦うに値する理由だ。ダイ、ナデシコと戦ったときはそれを誤った。もう二度と同じ轍を踏むわけにはいかない。 「アイビスの言うことを全て信じるわけにはいきませんが、だからといってすべて切り捨てることもできません。 だから、あなたの話を聞いて、それから判断します。あなたと戦うべきかどうかを。それが、僕の譲れない立場です」 言うべきことを言った。キラは警戒を解かず、アムロの返答を待つ。 「了解した、キラ。君の立場は俺に近いもののようだ。ならば俺も示そう、俺の立場を」 モニターの中のF91が動いた。攻撃かと思ったがそうではない。あれは――ー 『F91、コックピットを解放した。あのパイロット、正気か?』 トモロの声にもっともだと思った。警戒されている相手の前で、コックピットを開き生身を晒す。 自分も救助したラクスを引き渡すとき同じことをアスランの前でしたが、あれはアスランなら絶対に裏切らないという幼馴染だからこその信頼があったからだ。 少なくともキラは自分に今、この場で同じことができるとは思わなかった。 「君の仲間はジョナサン・グレーンという男だろう? この機体は彼の仲間から譲られたものだ。今は別行動だが、俺も間接的に彼の仲間と思ってくれていい」 コックピットから出て、ハッチに立つ相手。あの位置ではシートに戻るより確実にこちらの攻撃が早い。 言葉ではない。アムロという男の放つ『覚悟』そのものにキラは呑まれた。 「もう一度言う、俺は戦いに乗っていない。そして、ともに主催者に抗う者を探している。 キラ、君も俺達とともに戦ってほしい。君の気高い『覚悟』、信じるには十分だ。 君の力、想い。それは俺やそこのアイビスとなんら変わらないはずだ。俺を信じてくれないか?」 アムロはこちらを……ブリッジの操縦席にいる自分を認識しているかのように、目線を動かさない。 キラにも理解できていた。この人は戦いに乗っていないと。自分よりよほど強く、そして大人であると。 横に立つアイビスは何か言いたげにもじもじとしている。そういえば黙っててくれと無下に言ってしまったな、と少し後悔した。 「キラ、その……」 「ごめん、アイビス。僕にもわかったから。……トモロ、戦闘態勢を解除して。アムロさん、誘導します。着艦して下さい」 『了解。ジョナサン・グレーンよりよほどマシなやつが来てくれたな』 トモロの皮肉に苦笑する。確かにキラの中にも、どこか邪気のあるジョナサンよりもアムロの方が信頼できるという気持ちが芽生えつつあった。 「信じてくれたか。感謝する、キラ」 「いいえ、僕の方こそ疑ってしまって……」 「もう! ハラハラさせないでよ! あたしだけ除け者みたいだったし!」 「ご、ごめん……」 「いや、アイビス。この状況ではキラくらい慎重になった方がいい。結果的にお互いの立場もわかったしな」 「横で聞いてるだけのあたしは気が気じゃなかったよ! 両方から黙ってろって言われたし!」 「む……それはすまなかった」 「ごめん……」 F91が着艦する。不安やら怒りやらでよくわからない気持ちを吐き出し続ける少女をなだめ、ともに『ガンダム』と浅からぬ縁のある少年と男が出会った。 □ ここにきてようやく追い風が吹いてきた、アムロはそう思った。 戦艦Jアークのブリッジにて邂逅したアイビス、キラ。 懸案だった少女と、自らと同じ志を持つ少年。心強い仲間だ。力は集いつつある。 自己紹介と言うべきものは先程終わっている。一通り情報交換を済ませ、アムロはようやく人心地ついた。 思えばここに来てから気の休まったときはないように感じた。 何故か核ミサイルに乗ったシャアとの出会い、バリアを持つ赤い機体との戦い、アイビスとの出会い。 殺戮者の駆るライオン型のメカとの戦い。それを振り切ったかと思えば唐突に感じた核の光、宿敵の喪失。 廃墟の町で狙撃者と戦い、ニュータイプを知る少年ガロードと出会い。 このF91に乗り換えてすぐ戦った男、ガウルン。思えば奴を仕留め損なったのはまずい。いずれ決着をつけねば。 ……考えてみて。しかしよく生き残れたものだと逆に呆れる。どの戦いも、一手指し損なうだけで刻の涙を見る事態になっただろう。 だがやっと、勝ちの芽が出てきた。 己の力を最大限に出し切れるF91という機体。 新たな仲間キラ、彼の機体Jアークは強力なのが見てわかる。 アイビスもまた、迷いを吹っ切ったようだ。機体は変わっているが、彼女を守るという意志は前の機体と変わらないように思えた。 これで基地でブンドルと合流できれば、脱出は現実的なものとなる。できればカミーユとも合流したいが、今のところ手がかりはない。 彼がそう易々と死ぬとも思わないが、急ぐに越したことはないだろう。 「さて……大体話すべきことは話したな。俺は機体の整備をさせてもらうよ」 口いっぱいに菓子パンを頬張るアイビスと、それを笑いながら見ているキラに声をかけた。 「補給が済んだとはいえ、F91には随分無茶をさせた。ここらで一度しっかり手を入れておきたい。 ああ、その後Jアークの設備を借りてもいいか、トモロ。やっておきたいこともある」 やっておきたいこととはもちろん首輪の解析のことだが、これは口には出さなかった。 盗聴を警戒してのことでもあるが、何故持っているのかと聞かれると説明するのは心苦しいからだ。 「あ、じゃあ僕も手伝います。ガンダムの整備は元々やってたし、慣れてますから」 既にキラも自分やガロードと同じくガンダム乗りだったことは聞いている。 とはいえニュータイプを知らないことから、アムロともガロードとも違う世界のガンダムだという話になったが。 「いや、こう見えても俺は技術者でね。それに整備をやっていたといっても、パイロットがするのはハード面のことだろう? 深刻なのがOS周りなんだ。こればかりは専門でないと分からんさ」 「あ、それならやっぱり力になれると思います。プログラミングは得意ですから」 『それは私も保証しよう。コーディネイターなる種の特性かはわからないが、キラのプログラミング能力は一般人のレベルを超えている。 GGGに勤務していても遜色ないレベルだ』 とトモロが補足する。GGGなるものはよくわからないが、高性能であるのは疑いようもないAIが言うのだから間違いはないのだろう。 「ふむ……ならキラ、手伝ってくれ。F91にはどうも俺の世界の未来の技術が使われているようでな、正直なところ俺も完全に使いこなせるとは言えないんだ」 実際そんなに激しく変化しているわけではなかったが、ここからは聞かれるとまずい。話しつつもその手は取り出した紙に字を連ねていく。 『実は一つ首輪を入手している。死亡していた人物から拝借したものだが、君に解析を頼んでもいいか、キラ?』 紙を見せるとともに懐から首輪を取り出す。今だ血がこびりつくそれを出すのは抵抗があったが。 息を呑むアイビスとキラ、だが取り乱したりはしなかった。その程度には信用されているのだろう。 「わかりました。ただ、やっぱりアムロさんの世界のものですから、僕一人では……」 意図は理解してくれたようだ。首輪を受け取り、しっかりと頷くキラ。 「あ、あたしは何したらいいかな? プログラミングとかできないんだけど……!」 アイビスもただならぬ空気は察したのか、真剣な顔だ。とはいえ彼女には解析技能がない以上、取り立ててしてもらうこともない。 「そうだな……俺とキラが整備をしている間、警戒が疎かになるのも困る。ここで周辺の監視を頼む」 「うん、ついでにアイビスの機体も整備しておくからここはお願いするよ。 ……そうだ、それでももし退屈ならトモロ、Jアークの操縦方法をレクチャーしてあげてよ。 僕も戦艦の操縦なんて得意なわけじゃないから、他にできる人がいた方がいいし」 「わかった。よろしく、トモロ」 『了解した』 ブリッジを出て、キラと他愛もない話をしながら格納庫へと向かう。 本当に、風が吹いてきたようだ。戦力以上に解析のできるキラが仲間に入ったのは大きい。 ブンドルと合流するまで時間はある。少しでも首輪を解析するのは、主催者の手の内を知る大きな一歩となるだろう。 ――ーそうだ、ここから俺達は反撃する。いつまでも俺達がフラスコの中でおとなしくしていると思うなよ……! 心中で吠える。 シャアを殺した者、ガウルン、主催者。敵は多いが、それ以上に心強い仲間がいる。 きっと、俺達は勝利する。楽観かもしれないと思いつつ、アムロはその気持ちを抑えられなかった。 【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況:精神は持ち成した模様、手の甲に引掻き傷(たいしたことはない)、満腹 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 EN100% 無数の微細な傷、装甲を損耗 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:周辺の監視 第二行動方針:Jアークの操縦を覚える 最終行動方針:精一杯生き抜く 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【キラ・ヤマト 搭乗機体:Jアーク(勇者王ガオガイガー) パイロット状態:健康、ジョナサンを心配(若干の申し訳ない気持ち) 機体状態:ジェイダーへの変形は可能? 各部に損傷多数、EN・弾薬共に100% 反応弾を所持。 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:F91、ネリー・ブレンの整備及び首輪の解析 第二行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第三行動方針:ナデシコ組と和解する 最終行動方針:ノイ=レジセイアの撃破、そして脱出】 備考:Jアークは補給ポイントでの補給不可、毎時当たり若干回復。】 【アムロ・レイ 搭乗機体:ガンダムF91( 機動戦士ガンダムF91) パイロット状況:健康、若干の疲労 機体状態:EN100% ビームランチャー消失 背面装甲部にダメージ 頭部バルカン砲・メガマシンキャノン残弾100% 現在位置:D-3 北部 第一行動方針:F91、ネリー・ブレンの整備及びJアークの設備を使い首輪の解析 第二行動方針:基地に向かい首輪の解析 第三行動方針:基地にてブンドルと合流 第四行動方針:協力者の探索(カミーユ優先) 第五行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している ガウルンを危険人物として認識 首輪(エイジ)を一個所持】 【二日目 9 00】 BACK NEXT 判り合える心も 判り合えない心も 投下順 風と雷 追い詰められる、心 時系列順 判り合える心も 判り合えない心も BACK NEXT 疾風、そして白き流星のごとく アムロ 獣の時間 二つの依頼 キラ 獣の時間 Shape of my heart ―人が命懸けるモノ― アイビス 獣の時間
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ボクらの太陽 Django Sabata 【ぼくらのたいよう じゃんごあんどさばた】 ジャンル アクションRPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2006年11月22日 定価 5,229円(税込) 廉価版 コナミ ザ・ベスト 2007年8月9日/2,940円(税込) プレイ人数 1~4人 判定 シリーズファンから不評 ポイント 世代交代 太陽センサー廃止良くも悪くもこれまでのボクタイとは別物作品単体としての出来は十分 ボクらの太陽シリーズ ボクらの太陽/ 続・ボクらの太陽 /新・ボクらの太陽 / ボクらの太陽DS 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ハードをDSに移行した「ボクらの太陽」シリーズ第4作。通称『ボクタイDS』。「Django Sabata」は「DS」とのダブルミーニングであることは言うまでもない。 本シリーズと言えばカートリッジに取り付けられた太陽センサーが最大の特徴であったが、本作では使用されておらず、通常のDSカートリッジの形状となっている。これまでのシリーズは夏季に発売するのが通例だったが、本作が秋の暮れに発売となったのは、太陽センサーを利用しないということも一因だろう。 ちなみに、初代DSやDSLiteのダブルスロット機能を用いてGBAシリーズのカートリッジを差し込んでおけば、そちら側の太陽センサーでキャッチした光量分がこちらの太陽・月光ゲージに上乗せされる。つまり従来作のカートリッジがあるなら、従来通り太陽センサーを用いたプレイも可能。 ストーリー 星々の間を多種多様な文明が行き交う「星紀末世界」。辺境の惑星、地球。伝承の時代より人々を脅かす存在であり続けた闇の一族「ヴァンパイア」は、星の世界より得た新たな力、強化服「棺桶スーツ」と環境改変システム「ギジタイ」によって太陽の光を克服。地上は明けることのない夜の闇に閉ざされ、人々はヴァンパイアの支配を受け入れ奴隷として生きるか、戦って死に行くかの選択を迫られていた。そんな恐怖と絶望の中…暗黒の剣を手にヴァンパイアと戦い続ける1人の少年と、今はまだ力を持たないが、その心に太陽を宿したもう1人の少年、2人の少年の物語が始まろうとしていた。(公式サイトより) 特徴 世界観 本作における舞台は、GBAシリーズにて展開された「世紀末世界」とは異なる「星紀末世界」と呼ばれる世界である。 前作『新』のエンディングからは直接つながっていないパラレルワールドであるため、GBAシリーズの登場人物が本編中に直接登場することは一切ない。(*1) また「イモータル」「ダークマター」など、GBAシリーズに登場した用語であっても本作では別定義で用いられているものも存在し、ストーリーは全体として仕切り直しの趣が強い。 + 世紀末世界との繋がりについて 星紀末世界の正体は、『新』に登場したトリニティが元いた「ラタトスクに支配された破滅の未来」である。作中でもそれを匂わせる描写が複数存在し、公式ガイドにてこの設定が明言されている。 ただし本作開始時点でラタトスクは、『新』の物語のあとこちらの世界に帰還し、成長したトリニティとの戦いで深手を負ったところをデュマに始末されてしまったようであり、登場しない。 あらすじのとおり、この星紀末世界ではヴァンパイア(*2)は「棺桶スーツ」及び環境改変システム「ギジタイ」によって太陽の光を克服し、星の支配者として君臨している。ギジタイによって本物の太陽は昇ることはなくなり、人々はヴァンパイアの支配を受け入れ、日々正気を失いつつも血を吸われる奴隷として生きる生活を受け入れている…という、GBAシリーズ以上にダークな世界観となっている。 主人公 「Django Sabata」の副題通り、本作はジャンゴとサバタの2人が主人公となっている。なお、この2人は名前こそ同一だが、GBAシリーズのジャンゴ及びサバタとは全くの別人であり、兄弟ですらない。(*3) ゲーム中では常にどちらか一方を操作することになり、ストーリー上で両者が行動を共にしていない一部期間を除き、いつでも操作キャラクターの切り替えが可能。 以下、GBAシリーズのジャンゴとサバタは旧ジャンゴ・旧サバタと呼称する。 ジャンゴは旧ジャンゴと同様の太陽銃の使い手。遠距離攻撃が可能だが、攻撃の都度エナジーを消費するという点も過去作と同様。本作では太陽銃のカスタマイズができない代わりに、異なる特徴を持った5種類の太陽銃が最終的に使えるようになり、いつでも切り替え可能。旧ジャンゴ同様、太陽の力を使う戦士であるため、太陽ゲージが出ている間に太陽の元で太陽チャージを行うことでエナジーを回復する。 なお、旧ジャンゴと異なり、他のキャラクターと同様に普通に喋る。子供っぽく頼りない面も見受けられるが正義感が強く純粋な正統派主人公である。 サバタは暗黒剣と呼ばれる近接武器の使い手。バランス型の「剣」、リーチの長い「槍」、威力重視の「鎌」の3種類の武器を操る、『続』における旧ジャンゴをモチーフとしたような剣士タイプのキャラクター。エナジーを消費せずに攻撃することもできるが、それぞれの武器のリーチからしか攻撃できないという点も過去作と同様。旧サバタと同様に暗黒の力を操る戦士であり、悲壮な宿命を背負っている部分も共通している。なお、旧サバタと異なりこちらのサバタは月光から力を得るため、夜間月光ゲージが出ている間にチャージを行うことでエナジーを回復する。 環境改変システム「ギジタイ」 太陽センサーに代わり登場したシステム。設定上、星紀末世界に発生する気象現象は全てこのギジタイによって作られたものである。このギジタイによって作中では従来の太陽(月光)ゲージに加え、昼夜及び気温・湿度・風速の概念が存在し、このうち昼夜については現実の時間とは関係なく約15分ごとに切り替わる。気温・湿度・風速については作中の気候に依存しており、シナリオが進めばギジタイをハッキングし、自由に気候を切り替えることができるようになる。 最初はいずれの気象条件も平均的な温暖湿潤気候しか選べないが、最終的には高温低湿の砂漠気候、高温多湿の熱帯雨林気候、風速の強い亜寒帯湿潤気候、そして極寒の氷雪気候の5種類の気候から選べるようになる。 ダンジョン内では随所にギジタイギミックと呼ばれる、これらの気象条件によって作動するギミックが存在するため、挑戦するダンジョンに応じて適宜気候を切り替えていく必要がある。また太陽・月光ゲージの強さも基本的に気候に依存しており、例えば砂漠気候などはゲージが高く、氷雪気候などはゲージが低い。 シューティングステージ こちらはこれまでのパイルドライバーに代わる新要素。前述のとおり本作のヴァンパイアは棺桶スーツとギジタイによって太陽の光を克服しているため、従来通りのバトルにて棺桶スーツを破壊した後、魔法戦機ラプラスと呼ばれる宇宙船に乗って宇宙空間に繰り出し、太陽光を直に浴びせることで浄化するという何ともスケールの大きいものとなっている。そして浄化を妨害する敵機を駆逐しながら宇宙空間を進む、という設定のもと、ヴァンパイア戦後にはタッチペンを用いたシューティングステージに挑む必要がある。なお、実際の浄化作業自体はムービーのみであり、プレイヤーの行う作業はない。 ちなみに、公式ガイドの裏面ではこのシューティングのことを「棺桶シューティング」と記載しているが、ゲーム中では一度もそのような呼称をされておらず、肝心の公式ガイドの中身ですらも単に「シューティングステージ」としか呼ばれていないため、公式名称と呼べるかは微妙なところ。 星霊獣 星の意志の代行者であり、各属性に1体ずつ存在するサポートキャラクター達。最初はサバタの相棒であるネロ、ジャンゴの相棒であるオテンコのみだが、ストーリーを進めるにつれて新たな星霊獣が解放されてゆく。この星霊獣を召喚している間、操作キャラクターの攻撃は星霊獣に対応した属性が付加された攻撃となる。更に『新』同様にトランスゲージを貯めればジャンゴはオテンコとトランスし「ソルジャンゴ」、サバタはネロとトランスし「ダークサバタ」へと変身できる。残りの星霊獣についてはトランスこそできないが「バースト」と呼ばれる必殺技を一定時間使えるようになる。 また、シューティングステージにおいても常にいずれかの星霊獣を選択した状態となり、星霊獣に応じて攻撃方法が変化するため、状況に応じて使い分けが必要となる。 戦闘以外のストーリーにおいても重要な存在であり、本作を代表するキャラクター達と言える存在である。 クロスブラザーバンド 『続』及び『ロックマン エグゼ4』以降、毎回エグゼシリーズとコラボを行ってきた本シリーズだが、あちら側のシリーズ移行に伴い、本作では『流星のロックマン』とのコラボイベントが存在し、クリア後にはウォーロックが星霊獣の一体として使えるようになる。また、本作同士、あるいは本作とあちらのソフトとの間でブラザーバンドを結べるようになり、ステータスの強化やアイテムのやり取りが可能になる。 余談だが、あちらよりも本作の方が発売日が早かったため、星河スバルやウォーロックは『流星』本編の発売に先駆けて本作へ出演したことになる。 評価点 相変わらず完成度の高いシナリオ 舞台こそ大きく変わったが、ダークファンタジーな世界及びそれらに立ち向かう人々の戦いという構図は共通しており、メッセージ性の強いシナリオも健在。 キャラクターもやはり個性豊かな面々。 未熟な面を持ちつつも当初から「仲間を守る」という強い意志を持ったジャンゴ、ミステリアスな雰囲気を持ち、自らの復讐のためだけに戦うとしながらもどこか人間臭さを持ったサバタと主人公は両者ともキャラクターが立っており、当初はまるで意に介していなかったジャンゴをサバタが認めていくまでの過程もストーリーの見どころのひとつ。 他の味方勢も個性的な人物が多く、特にアーネスト等のギルドメンバーは自らよりも仲間の命を優先したり、過去のとある事件を戒めに、ヴァンパイアに囚われた人々の救出に確固たる意志を見せるなど、好感を持てる人物である。 本作のマスコットである星霊獣はいずれも非常にかわいらしく、出番及び活躍も多いため愛着が湧きやすい。 敵側ではヴァンパイアの親玉である公爵デュマは主人公たちとの因縁やその言動、そして何よりシリーズでもトップクラスの圧倒的な強さから一際印象に残りやすいキャラクターである。 演出面の強化 ハード面のスペックの向上により、演出面が大幅に強化されている。会話時にはキャラクターの立ち絵が挿入されるようになり、複数の表情パターンが用意されている。ボイスもGBAシリーズとは比べ物にならないほど増加しており、モブキャラクターの中にもボイスが設定されている者が多い。ストーリーの節目で挿入されるムービーは非常に美麗で、現在の目線で見ても遜色はないほどの高クオリティ。もちろんスキップも可能。 爽快感がアップした戦闘周り 後述のとおりGBAシリーズと比較すると戦闘メインのバランスとなっており、湧き出てくるアンデッドの数が圧倒的に増えているが、こちらの攻撃手段も強化されており、多くの雑魚敵を一掃する爽快な戦闘が可能。 ジャンゴはロックオンや構えダッシュといった新アクションの恩恵が大きく、慣れれば太陽銃で常に一定の距離を置きながら一方的な攻撃が可能。新登場した太陽銃についても、これまでの太陽銃とは比べ物にならない圧倒的な連射性能を誇る「ニンジャ」、追尾機能があるため距離をとった状態でも攻撃可能であり、威力も高い「ウィッチ」など使いやすいものが多い。 サバタの武器についても過去作と比較して使いやすく調整されており、例えば暗黒鎌ヘルは溜め攻撃を行うことで回転しながら全方向に攻撃でき、『続』におけるハンマーの攻撃範囲の狭さを克服している。また、サバタについてもやはり構えダッシュの登場が大きく、上記の溜めを行いながらもダッシュ移動が可能で、溜め中には移動できない欠点を克服している。 シリーズファンへのサービス GBAシリーズの人物が直接登場することこそないものの、ジャンゴの父親の正体やサバタの3種類の暗黒武具の名前及びそれらの出自など、GBAシリーズのプレイヤーならばニヤリとさせられる要素は多い。特にGBAシリーズのあるキャラクターの口癖であった言葉が、オテンコを通じてジャンゴ、そしてリスベスへと受け継がれるシーンはある種の感動すら覚えるシーンである。 また、「古ぼけた太陽銃」や「大地の衣」など、GBAシリーズに登場したアイテムがコレクションアイテムとして数多く登場する。 その他細かい改善点 前作では周回時にレベルが強制的にリセットされてしまう点が大きな不評点となっていたが、今作では周回時にレベルをリセットするか否かは任意で選べ、その上で次周の難易度を3種類から選べる。 また、セーブデータスロットも4つに増量されている。複数のセーブデータが作成できるのは初代以来である。 賛否両論点 ゲーム全体の方向性の変更 世代交代によるキャラクターの一新に対する賛否はどの作品にもつきものであるが、本作はそれに加えてゲーム性や世界観の方向性も過去作とは異なったものとなっており、大きく賛否が分かれる要因となっている。 世界観、シナリオについて 世紀末世界の古風ファンタジーの雰囲気が鳴りを潜め、逆にこれまでほとんど存在しなかったSF要素が前面に押し出されていることには戸惑いの声が大きい。シューティングステージなどはその最たる例であり、ロケットに乗って宇宙空間に飛び出す、宇宙空間で戦闘機や巨大ロボットと艦隊戦を繰り広げるといった要素はGBAシリーズの世界観では到底考えられないものである。 キャラクターデザインについて 会話時に挿入される立ち絵の絵柄そのものについても少々好みが分かれるデザインで、全体的に幼い印象を受けるキャラクターが多い。さらに言えば、実年齢が幼いキャラクターも一部存在する。公式設定によるとジャンゴは10歳、ヒロインのリスベスに至っては8歳とのことであり、いくら何でも幼すぎではとの声も。 また、異星人という設定で獣人などの亜人キャラクターも多数見受けられるが、やはり過去作では全く存在しなかった種族である。 敵キャラクターのデザインについても変遷が見られる。GBAシリーズでは(大ボスとしての意味での)イモータルは伯爵のような正統派デザインの吸血鬼や、神話に登場するような怪物然としたものが多かったが、本作の大ボス格は「棺桶スーツに身を包んだヴァンパイア」という設定で統一された影響か、いずれも妙に機械的なデザインのものが多い。『新』のニーズホッグなど、過去作にも機械的なデザインの敵がいなかった訳ではないのだが… ゲーム性について 真っ先に指摘されるのが、やはり太陽センサーの廃止だろう。面倒な点もあれどやはりシリーズ最大のオリジナリティであったため、廃止を惜しむ声も少なくなかった。しかしハードがDSに移行した以上、物理的に太陽センサーの導入は困難であったことは想像に難くなく、こればかりは現実問題として仕方なかったと言える。また、惜しむ声も強い一方で、日中に遊ぶ事が難しい人でも詰まらずに遊べるようになった点は評価もされている。むしろ問題は太陽センサーに代わって登場したギジタイが後述のとおり多くの問題点を抱えていることであろう。 これまでのシリーズでは敵に見つからないように立ちまわったり、背後から攻撃したりといったステルスゲームとしての趣が強かったが、本作では最初からこちらを認識して湧いてくる敵が多く、雑魚敵の発生数も大幅に増えているため正面から多数の敵を殲滅する戦闘が中心になっており、GBAシリーズのステルス要素は鳴りを潜めている。一応、敵に見つからないように立ち回るスニーキングミッションは存在する。 シリーズではおなじみであったパズル要素が本作では激減しており、どのダンジョンも多少のギミックこそあれど知恵を使うような箇所はほぼ見当たらない。…と思っていると終盤のダンジョンで氷パネルの迷路が登場するが、急に出てくる割には妙に難易度が高い。 誤解のないように言っておくが、ここに列挙した要素のうち、ほとんどはゲーム単体として見た際に問題点にはならない。ただこれまでのシリーズ作品の雰囲気にそぐわないというだけである。しかし、太陽センサー等の仕方ない部分のみに留まらず、シリーズの特色が必要以上に削られてしまったことで、「これでは一介のアクションRPGも同然」との感想を抱いてしまったプレイヤーも少なからず存在する。 シューティングステージ シューティングステージが世界観にもたらす影響については前述のとおりだが、このシューティングゲームそのものについても好みが分かれるところ。 操作はタッチペンオンリーであり、自機の移動と攻撃を同時に行えないなどの仕様も相まって初心者のうちはかなり難しい。そのうえ1ステージあたりの所要時間が長いためテンポは悪く、馴染めないプレイヤーからすればかなりの苦行である。 もっとも、シューティングゲームとしてのクオリティが特に低い訳ではなく、普通に楽しめるというプレイヤーも無論存在する。また、苦手なプレイヤーであっても、普通にシナリオを進めるだけならば流石にゲーム進行が詰むということはないだろう。 + ただし…(終盤のネタバレあり) ただし、ラスボス戦のほとんどがこの棺桶シューティングで済まされてしまうのは流石に考え物と言わざるを得ない。従来通りのアクションバトルは第1形態でしか行わないうえ、1つ前のボスであるデュマと比べれば明らかに弱く、完全に前座扱い。その後、宇宙空間に飛び出して第2形態とのシューティングバトルとなるが、何と3回も倒さなければならない。しかしその割に攻撃パターンは3つしかなく、初見では回避が難しいものの慣れてしまえば単調ですらある。その後の一騎打ちもタッチペンシューティングによるものであり、圧倒的にシューティング側が占める比重の方が大きい。 この点は『新』のラスボス戦のバイクバトルを連想させるが、あちらはあくまでも直前のアクションバトルがメインであった。 また、後述のとおり武器の強化が大詰めになってくると、強化素材として棺桶シューティングを高ランククリアした際の報酬が複数要求されるが、シューティング中にミスしても中断することができないのも地味ながら難点である。 問題点 ギジタイについて 太陽センサーに代わり登場した本作の根幹と言えるシステムであるが、大量の問題点を抱えている。 ギジタイはシェリダンの館でしか切り替え出来ないため、ダンジョン内で現在の気候では作動しないギジタイギミックに出くわした場合、わざわざ一度ダンジョンを脱出し、ギジタイを切り替えてから同じ場所に戻ってくる必要があり、非常に面倒。 一応、バーストによる荒技(トーベをバーストして雨を降らせる)もなくはないが、この場合でも一度画面を切り替えなければギミックが作動しない。そもそもバーストではどうにもならないギミックの方が多い。 さらに、このギジタイギミックは正確には「気候」ではなく「気象条件」が発動条件であることが厄介となる場合も。例えば貯水路は、気温が30℃以上のときに蒸発して通行可能になるが、最も気温の高い砂漠気候下でも時間帯次第では気温が30℃に達しないこともある。ゲーム内ではこうしたギミック発動の詳細な条件までは情報を得られないため、「ギジタイを切り替えればギミックが作動する」と思い込んでいるプレイヤーが混乱する要因にも成り得る。 また、作中の時間帯は手動で切り替えられない。そのため、ジャンゴorサバタのエナジー回復やギミックの為に昼夜を切り替えたい場合にも、現実の時間経過を待つ必要があり、かなり面倒。 ちなみにソルジャンゴへのトランス時に昼、ダークサバタへのトランス時に夜へと強制的に時間帯が変更されるのでこれを利用するのも一つの手だが、トランスゲージを消費してしまうためそう簡単に頼れるものではない。 そもそもギジタイ気候に関する要素は基本的にプレイヤーの有利に働くものが少ない。 氷雪気候や亜寒帯湿潤気候は太陽・月光ゲージが小さいため使いづらく、熱帯雨林気候はすぐにアイテムが腐ってしまう。 特定条件下で発生する特殊天候の中にはプレイヤーの有利に働くものも存在するが、狙って発生させることは難しい。 総じてギジタイはプレイヤーの冒険をサポートするというよりも、特定のギミック用に切り替える面倒なものといった印象が強い。 新アクションの周知不足 GBAシリーズには無かった新アクションが多数追加されているが、それらの存在をゲーム内で知る機会がほとんど無い。これらの新アクションを知らないままプレイすると、攻略の難易度が大幅に上がってしまう。 「ガード」や「口笛」は最初のチュートリアルで触れられるためまだよいが、応用テクニックの中にも「ジャストガード」や「構えダッシュ」など、上手く使えば戦闘が大幅に楽になるものが多い。それら応用テクニックは、酒場のキャラクターとの会話(ストーリーの進行に応じて変化)にて攻略情報として教えてもらえるのみ。 一例として、中盤以降出現するリザードマンという敵は、鉄球を振り回している間はほぼ攻撃が通らず、攻撃力・防御力も高い難敵だが、実は鉄球攻撃をジャストガードできれば気絶するため途端に雑魚になる。リザードマンは非常に配置箇所が多いため、このことを知っているか否かでゲーム全体の難易度が大きく変わるといってもよいのだが、作中では前述の酒場の件を除くとノーヒントである。 武器の強化が面倒 本作の武器はジャンクパーツを集めることで性能を強化できるが、パーツの必要数が総じて多い。敵ドロップだけではとても足りず、店からの購入に頼るとすぐに金欠に陥ってしまう。 さらに2人の武器(合計8種)のうち6種は、強化レベルが上がると非売品の貴重なパーツを要求される。これらのパーツはドロップ率が非常に低く、安定した入手方法は棺桶シューティングやボスバトルを高ランク制覇した際の報酬しかないため、苦手な人にはかなり辛い。 アイテム管理がシビア アイテム枠は『続』や『新』から4枠増えて20個となっているが、操作キャラクター2人で共有のためそれでも少ないと感じることも。 また、敵がドロップしたジャンクパーツは使用するまで未鑑定品としてアイテム1枠分を占めてしまう。こまめに鑑定していかなければすぐにアイテムが満杯になるため地味に面倒。 シリーズ最高難度の称号 本作にもシリーズ通例のやりこみ要素として称号の概念が存在するが、一部の取得難度が異様。 特に困難なのが全ての武器のレベルを最大値まで上げる「ソードマスター」「ガンマスター」及び全ての盾を限界まで強化する「ガーディアン」。 前者については前述のとおり、武器の強化には莫大な費用及び高難易度のボスバトルや棺桶シューティングでハイスコアを狙う必要があり、苦手なプレイヤーには厳しいのはもちろんのこと、そうでないプレイヤーであっても何度もトライしなければ全ての武器を極限まで強化できるだけの素材は集まらないため、かなりの苦行。 盾については種類によって強化条件が異なるが、基本的に何度も敵の攻撃をタイミングよく受け続ける必要があり、普通にプレイしているだけではどの盾もまず強化に繋がらない。称号を得るには作業同然の戦闘を延々と繰り返す必要がある。 キャラクター間の格差 本作はダブル主人公制となっているが、シナリオ面においては基本的にサバタのデュマへの復讐が本筋となっているため、必然的にサバタが目立つ場面が多い。ジャンゴもサバタにはない「仲間たちを守る」という主人公らしい独自の戦いの理由を持っており、またデュマとの間にも父親の仇という因縁が存在するのだが、サバタの復讐と比べるとやはり今一つ薄い動機に感じられてしまう。 また、サバタがネロとトランスできることには設定上重要な理由があるが、ジャンゴがオテンコとトランスできることには特に設定上意味はなく、ジャンゴが初めてオテンコと出会った直後からトランスできる。ソルジャンゴのデザインも『新』との差異がほとんど見受けられず、少々適当な扱いと言わざるを得ない。 もっとも、シナリオについてはそもそも公式がサバタの方をメイン主人公として扱っている節がある。パッケージイラストではジャンゴよりサバタが前面に出ており、DSのメニュー画面のアイコンはサバタ単独、エンドロールのクレジットでもサバタが一番目に表示されている。 一方で性能面においては、慣れないうちはエナジーを消費する必要のないサバタの方が使いやすいことも多いが、構えダッシュなどのアクションをマスターしてしまえばジャンゴの方が使いやすいというプレイヤーも多く、十分にバランスが取れていると言える。 総評 ハードの移行に伴い、システムや世界観を大幅に刷新した一作。 これまでのシリーズとは良くも悪くも様々な面で変化が見られ、新システムが抱える問題点も少なくはないが、新しい世界観の作りこみはしっかりとなされており、戦闘や演出の強化なども確かな評価点。GBAシリーズとはまた違った魅力を持つ作品であることは間違いない。 しかしこれまでの作品とのあまりの方向性の違いから敬遠してしまったファンは多く、GBAシリーズと比較して大きく売上を落としてしまったようだ。 そして本作の売上が納得いくものとならなかったためか、DSというハードにこれ以上「ボクタイ」を落とし込むことが困難と判断されたためか、本作をもってシリーズは打ち止めとなってしまった。 しかし繰り返すが本作はひとつのアクションRPGとしてみた際には十分に佳作と呼べる出来栄えであり、また本作で新たに描かれたシナリオについてもGBAシリーズに決して勝るとも劣らぬ魅力的なもので、わずか一作限りで終わってしまうにはあまりにも惜しい世界である。 もともと『ボクらの太陽』というゲームが生まれたのは、当時の主力ハードがカートリッジに太陽センサーを搭載できるGBAであったという事情も大きく、その主力ハードがDSへ移ったことでシステム面に大きな変革が求められることは半ば必然とも言える事態であったため、本作にてゲーム全体の方向性が大きく変化したこと自体が間違いと断ずるのも筋違いであろう。 そういった意味でも正当な評価を受けづらい作品である。 余談 本作の中では明かされなかった謎も少なくなく、また続編への伏線も作中で多く張られている(*4)が、次回作は実現していない。既に本作の発売から10年以上が経過していることや、その後のコナミ及び小島プロダクションが辿った経緯を鑑みると、これらの伏線が回収されるのはもはや絶望的と言える。 本作のコナミスタイル先着特典として、シリーズのイベント等で使用されたサウンドを収録したボーナストラックが配布されたが、こちらは非常に流通数が少なく、中古市場に出回ることも滅多にないレアアイテムとなっている。 海外では『Lunar Knights』のタイトルで発売された。 本作の発売が早かった為、それに従い、『流星のロックマン』コラボイベントが削除されている。 メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオットではステージ内のフィギィアを回収した状態でクリアすることで『太陽銃・ナイト』を武器として使用可能になる。
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ろくがつのたいよう【登録タグ NexTone管理曲 daniwell project 575 ろ 小林抹茶 曲 正岡小豆】 作詞:daniwell 作曲:daniwell 編曲:daniwell 唄:正岡小豆・小林抹茶 曲紹介 SEGA「project 575」への提供曲。同企画専用のVOCALOIDである小豆と抹茶が歌唱担当。 アルバム『「うた結い575」小豆と抹茶 きゃらそんこれくしょん!!』収録曲。音楽ゲーム『うた組み575』にも収録。 フルVer.の動画はdaniwell、セガ、および関係者によるweb公開がされていないので、フル歌詞はWikiルールで掲載不可です。 歌詞 (音楽ゲーム『うた組み575』での公式プレイ映像(ミドルVer. かな歌詞付き)より転載) (ミドルVer.) しとしとと あさからくらく ふりしきる あめもよう きぶんもしずむ つゆのこと せっかくの きゅうじつだけど どしよう まどのそと ながめていても かわらない たとえばさ こんなときには ゆるやかに そとへでて あまおとをきく かさをうつ たとえばさ そんなときには のんびりと だいすきな えいがでもみて すごすのさ あめあがり くものきれまに はれもよう はるすぎて なつおいかける つゆばれの つかのまの そらをいろどる にじもよう みずたまり はしるあしおと とおまわり まっくらな そらをみあげて となえたら ゆううつな そらもようさえ きえるかな コメント これって本当に二人?声がミクのような気がする -- 良太 (2015-07-19 23 11 51) 名前 コメント
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簡単に自己紹介 名前 : kadayashi 性別 : 男性 年齢 : 成人以上 住所 : 東京郊外 活動開始日 : 2011年11月1日より 公開開始日 : 2013年1月1日より ニコニコ歴 : 2008年からだから、かれこれ4.5年。 IN率 : 現在は週一程度。全盛期(2008年夏~秋ごろ)は毎日のようにみていたが減少しつつある。 好きなネタ : フタエノキワミ、スパイダーマなど(シュールギャグ?)。「ニコニコRPG」本家ももちろん好きだが、これは別格ということにする。ただし作品内では、できるだけ自分の趣味を出さず、訳隔てなく・満遍なくネタを使いたいと思っている。 あまり詳しくないネタ(いわば弱点) : 御三家の詳しいネタ 歌い手・踊り手・実況者にニコ生といった、いわゆる現実の人間が絡むネタ 最近のポケモン、遊戯王、仮面ライダーなど 最新の流行ネタ 嫌いなネタ : 淫夢系 ニャル子 「はがない」「俺の妹」といった、ラノベ色の強い作品 「嫌なら見るな」の法則に従って、こういったものは見ておらず詳しくない。